KG カラテガール
予告編を観て面白そうだったのでネタ映画同好会の面々と観に行ってきた。
KG カラテガール
オススメ:★★(5点満点)
確かに舞台挨拶での説明の通り素材は悪くなかった。しかし、監督の料理の仕方が悪かった。アクションは少し流れが不自然だけどそれなりにカッコイイし見所もある。尺のわりに少ない印象を受けたのは残念。ということで、武田梨奈の今後に期待して★は2つ。本気に勝負したいならさっさと海外に行った方が良いと思う。
アクションは、主演の武田梨奈は琉球少林流空手道二段だけあって空手のアクションは動きにメリハリがあってカッコイイ。主演の妹役の飛松陽菜も中学2年ながら空手歴4年半ということで動きは悪くなかった。その他の俳優もアクションを行なう役者は空手経験者で締められており、空手の動きを堪能できる。ただ、動きに意外性がないのは残念かな。空手の殺陣といった感じで、チョコレート・ファイターとかと比べると流れに意外性がない。あと、不用意に動く敵が多い。体が不自由なのに何で拳握ったりみたいな感じで。ネタ映画同好会の面々と行なった反省会で、最後にヌンチャクを使った意味が分からないという意見があったが、やはり武田梨奈がヌンチャクが得意だったからのようだ。
ストーリーは特にみるべき部分はない。子供の頃に、父親と姉が謎の組織に殺され、妹は連れ去られ、秘宝が奪われる。しかし、殺されたはずの姉は生き残っていたという形でお話が始まる。連れ去られた妹がどうなったかとかはおそらく想像通り。ストーリーがよいに越したことはないんだけど、この辺りは限られた予算でどこに集中するかという問題だと思うので悪いとは思わない。まあ、組織の全容とか、資金源とか、空手部員とか、妹とか突っ込みどころ満載なので楽しめる思う。
演出はもっとも最悪だと思った。とにかく説明が丁寧すぎる。大体文脈で分かるようなことまで回想シーンなどを使って細かく説明するのでクドイ。回想がわりと多く全体的にストーリーにスピードがない。そして、冒頭の説明、山寺宏一まで使ってあんなに細かく説明しなくても、一撃必殺とか、無敵な空手ということは劇中で伝える手段がいくらでもあっただろうという感じだ。
アクション以外のカメラワークもよくない。邦画特有の顔をとりすぎな感じがする。そんなに顔にズームしたり、嘗めるように回す意味ないだろ。もっとそんなところゆっくり表現するなら他に割けたことがある気がする。スローなストーリーとこのカメラワークの影響でアクションが少なく感じるのはもったいない。



最近のコメント