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とあるB級の映画鑑賞

とあるB級の映画鑑賞

B級映画を観させてくれるというのであれば参加せざるをえまいということで、会社の有志行われているB級映画鑑賞会に参加した。基本的にこの鑑賞会で選ばれる映画は、B級マニアで買ってみたけどひとりで鑑賞するのは辛すぎる映画ということらしい。

■1本目:「笑う大天使(ミカエル)」

人気少女マンガの日本での映画化でなぜB級の映画に選ばれたのか分からないと思っていたら開幕5分位大体把握した。

普通の実写だと思ったら人物以外のほとんどがCGで、しかもそのCGに立体感がなく、書き割りをCGで書いているような感じ。普通に雰囲気を壊さない程度の建物を借りて撮影すればいいじゃんと何度思ったか。

原作を知っている人によるとストーリーも原作の外伝も含めてほとんど取り込んだ内容だそうで、映画としてみるとストーリーに無駄があり、テンポなく非常に眠かった。いや、実際途中の数時間はお酒が入っていたので寝てしまった。極めつけはメインの戦闘シーンが終わった後の後日談が無駄に長すぎ。

あと、最後の方の外国人はなんだったんだ。

まとめると、この映画の良さは若き日の上野樹里と谷村美月を堪能できることと、菊地凛子が何故かノーブラで乳首がドレスの上からでも分かりすぎること。

小田一生の監督作品はもうないなと思ったら、カンフーくんの監督やってますよ。次はこれしかない。

■2本目:「ルパン三世念力珍作戦」

タイトルを知らずに見始めるとおよそルパンとは思えない日本のコメディ映画のような軽快なメロディが流れてくる。俺等の観るのはルパンだよなとパッケージを再確認するのは言うまでもない。

開始早々ルパンらしき目黒裕樹と刑務所へ護送中の不二子らしきヒロインが遭遇する。すでにこの時点からコメディ満載。ルパン自体そういう作品だと思っているのでここは問題ない。そんなこんなで不二子の脱走を手伝うのだが、ルパンだけ捕まるのはお約束の展開な気がする。

ここでキーパーソン銭形警部が登場。なんと銭形が伊東四朗。それにしても銭形と言うより伊東四朗個人の小ネタが妙にはまる。ネタのキレが絶妙すぎる。この映画は伊東四朗ととりまき2人のギャグによりテンポの下支えされていると言っても過言ではない。

その後、ルパンを追って次元が現れるのだが、次元が田中邦衛ですよ。妙に次元がはまっていて笑った。この映画全般的にキャストは原作の顔マネが好きなようだ。どうやら、ルパン?(次元かも)の目的はルパン帝国の最高らしい。そして、ここまで念力なし。

その後はルパン的なお約束の展開が繰り返されるのだが、大俳優陣が本気でコメディをやっているのが本当に笑える。しかし、この映画にルパンと念力は必要なかったわ。

なお、wikipediaを読んだところ、原作の濡れ場シーンを忠実に再現したのはこの作品だけとのこと。すごい。あと、赤塚不二夫は名義貸しだけなそうな。念力がタイトルが付いた背景も相当笑える。

■3本目:「童貞Haaaaan!!!」

これをラストに観て公開したくないという参加者の意思により、3本目はコレを観ることになった。ちなみに「舞妓Haaaan!!!」とは何の関係もない。パロディでもないと思う。

まあ、ストーリーは素人童貞、根暗童貞、中年童貞の3人が卒業を目指すというありきたりなストーリー。ちなみに主演はこの男3人ではなく、根暗童貞の同級生でキャバ譲の茜ちゃん。灘坂舞というAV女優の方らしい。

演技もヘボイし、作りなんかも、難解同じ場所でロケしてんだよってくらい低予算なんだけど、ストーリーはそれなりに良い。童貞組では中心事物の素人童貞役が狂言回しになっているのはなんとも哀愁を感じる。そして、この人物が社内のとある空気の読めない新人にそっくりで会場ではこの素人童貞の人生を語るシーンが大爆笑であった。

なんだかんだで今回の映画会で一番まともだったと言いたいが、負けな気がするとの理由でルパンが一番に。

■4本目:「ほぼ300」

タイトルから分かるように「300」のパロディ映画。アメリカ本国ではランボーの最新作を抑えて興行収益1位をとった作品らしい。ランボーをネタにしていたのはそのせいか。

まあ、300を観てないし、アメリカローカルのバングを知らない俺等には全編にわたってネタが不明だった。シュレックやスパイダーマンなんかのネタはかろうじて分かるけど、American Idolとか何の番組か全然分からない(調べたところアメリカのオーディション人気番組らしい)。

ほぼ300といいつつ18人程度しかいなかったり、戦闘が洋ゲーのラップで戦う格闘ゲームを彷彿とさせる方式だったり、アメリカ人の懐は広いと思った。

お口直しに的な位置づけでラストに持ってきたが、一番無駄であった。予言通り、いつぞや観た「鉄板英雄伝説(ナルニアのパロディ)」並であった。

■結論

そろそろ僕らもA級映画を鑑賞すべきじゃないかな。

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