今更ながらホッタラケ観てきた
友達となかなか予定が合わなくて、今更ながら「ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~」を観てきました。

開始から10分位は日本発のPixarキター、このクオリティのアニメを観ないアニメ好きはどうなのよという感じになるくらい、キャラクターのCGの完成度は高いのですが、後半に行くとあれ?となってきます。個人的には観客までホッタラケという印象です。
ストーリーに深みがない、テーマが絞れてない、各所に俺は宮崎映画で育ちましたみたいな演出が見え隠れするといった感じで、何を伝えたいのか、どうしてそういう繋がりなのかという部分がちんぷんかんぷんです。特にラスボスにかけても盛り上がりと展開は謎すぎます。テオと街の住民がなぜそう思ったのか。テオに協力しようと思ったのか。それがお金に目がくらんだとしたら悲しいです。
この映画の脚本は乙一(本名の安達寛高で参加)なんですよね。乙一の小説は読んだことないけど、まわりのラノベ好きの評価を聞くとみんな良い評価ばかりです。しかし、映画を観る限りではこの程度なのかと乙一の脚本能力に絶望した。遥とテオの友情なのか、ホッタラケにされた道具を大切にするのか、親子の絆なのか、絞った方が良いと思います。仮にそれをすべて盛り込むとしたら、テオをいじめるいじわる3人組は必要ないと思うし、無駄にストーリーを邪魔しすぎだと思います。なんだか、綺麗なCGの美術を豪快に壊す演出をしたかったとしか。手鏡もあっさり見つかるし。
そんなわけで、キャラクターと美術のCGは一級品だと思いますが、ストーリーが残念すぎます。一部現実世界の田舎のシーンに手書きみたいな背景が使われているのですが、その部分が友達は違和感を感じると言ってました。Pixarになれているとそういう感じなのかも。俺個人としてはああいう技術も日本ぽくていいかもとは思いましたが、まあ一部だけ使われると違和感ありありかも。
ちなみに声の演技は完ぺきだと思います。綾瀬はるかのファンなのでひいき目かもしれませんが、テオ役沢城みゆきと対等に渡り合ってました。絡みの演技で違和感ない。さすが本業は女優というところの差でしょうか。銀色のアギトとかのアイドルは本当にヒドイ。
Production I.Gがこの分野に挑戦し続けるなら、見守りたいと思います。今回は監督と脚本が悪かったとしか……


完全に同意、ストーリーが散漫すぎる。
なんか最近、CGも手書きもだけど、金かかった劇場アニメの脚本がどれも酷い気がするのはなぜ?
脚本まとめるのが上手い人は単発作品やるよりは、シリーズ作品にかかわっているのかね?
やはりアニメ慣れしていない監督とプロデューサー、
出されたアイディアを全部詰め込むことが脚本の仕事と思い込んでいる乙一が原因って感じですね。
まあ、アニメ的手法を使わないというのは斬新な場合もあるけど今回は活きなかったね。
乙一に関してはパンフのインタビューを読む感じではこういった脚本を書くことが
信条みたいなので駄目かもしれません。
大作よりもっと小規模な作品やアニメの数話で腕を脚本家としての腕を磨いた方がいいかも。
会社の人が行ったオートデスクのセミナーで、ホッタラケの話が聞けたそうですが、脚本は大分変えてしまったそうです。
だから乙一が原因とは言いがたいかも。
なるほど。貴重なコメントありがとうございます。
乙一では有名でも映画界では新人脚本家だから、
他の方々の意向に従わざるをえなかったって感じなんだろうか。